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論文

Twin intersection in tensile deformed $$gamma$$-TiAl intermetallic compounds

沢井 友次; 菱沼 章道

Journal of Physics and Chemistry of Solids, 66(2-4), p.335 - 338, 2005/02

 被引用回数:14 パーセンタイル:49.98(Chemistry, Multidisciplinary)

TiAl金属間化合物は高温材料として非常に有望視されているが、中性子照射による誘導放射能が少ないこともあって、原子力分野でも応用が期待されている。この材料は比較的低い温度での延性が乏しいことから、その塑性変形機構に関しては大きな関心が寄せられている。本研究では、600$$^{circ}$$Cで引張変形したTi-47at%Al合金$$gamma$$相中の交差双晶について調べた。電顕観察によれば、変形された$$gamma$$粒中には1/2$$<$$110]{111}型の通常の転位と1/6$$<$$112]{111}型の双晶変形が見いだされた。幾つかの粒では異なる{111}面上の2系統の双晶の発生が見られ、これらは互いに交線が$$<$$110]方向に平行な交差をしていた。圧縮変形で報告されている$$<$$101]方向に平行な交線を持つ交差双晶は観察されなかった。この結果を双晶,転位それぞれの変形機構のSchmid因子の引張/圧縮方向依存性で解析している。

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